【時事】マスクにウィルス感染の予防効果なし!?マスクとはどういう商品なのか知っておく
現在、新型コロナウィルスの件もあって、マスクが実店舗で品薄状態で「マスク 通販」とかで検索かけてる方も結構いらっしゃると思います。
楽天ランキングでも
1位、3位、10位がマスクですね。
昨日か一昨日見たときはもっとマスクが食い込んでましたが、品切れもあって落ち着いてきた印象でしょうか。
さりげなくけんおんくんがランキング上位にきてるのも、心配してるんだなというのがわかりますね。
インフルエンザが流行ってるという時でも、マスク需要が上がることって、これまでもあったと思うんですけど、そもそもマスクが何を防いでいるかを知っていれば過剰に反応する必要もなくなるのかなと。
結論から言うと、マスクは自分が病気にかからないための予防商品でも、感染拡大を防ぐための商品でもなく、エチケット商品です。
僕は元々そういったことを、検証をしたTVの特集か何かで何年か前に見て知ってはいたんですけど、今回は医師が書いたブログなどの記事を参考にしつつお伝えします。
調べなおしたことによって、いい勉強になりました。
①マスクの正しい使い方
付ければいい。
と思っているようなら、ちょっと待ってください。
実はマスクの正しい付け方をしなかった場合の、効果の減少は驚くほどのものです。
僕が昔見たTV番組は、フィルターが99%菌などをカットするみたいマスクは本当にカットしているのか?という検証企画でした。
結果としては、正しくつければ確かに99%防いでいたんですが、間違ったつけ方をすると、番組内では60~70%とかそのくらいになっていたとおもいます。
まあこの記憶が間違っていても、正しく使わないと意味がないというのは間違いないので、正しい使用方法を覚えておくのは重要です。
ぶっちゃけるとマスクの裏に使用方法が書いてあるのでそれを見るだけです。
ポイントとしては、
1・ノーズフィッターでしっかりと鼻の形にあわせ、鼻を覆い隠す。
2・マスクのサイド部分もほっぺたにしっかりとくっつくようにする。
3・マスクのプリーツをしっかり伸ばして顎まで覆う。
要するに出来るかぎり密閉しようねってことですね。
②マスクの効果
自治医科大学附属さいたま医療センター
こちらを読んでいただくと今回伝えたいことがすべて書かれてはいるんですが。
上の記事でも特に「マスクの効果」についてまとめるとこんな感じ。
- マスクが最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合
最も効果のある人は病気になる前の人じゃないんです。
くしゃみや咳のしぶきを他人にかけない為というのが最も効果を発揮しているといういことを、自治医科大学附属さいたま医療センターでは情報発信しているんですね。
- 風邪やインフルエンザに罹らないためにマスクをつけてもその効果は限定的
顔とマスクの間に隙間があってそこから吸入してしまう。
正しく使っていても結局ウィルスなどの吸入はされてしまう。
- 間近で看病する人などは、しぶきに直接かからない為という予防効果はあるかもしれない
というわけで、マスクの効果としてはこのような感じです。
③マスクの予防効果についての研究
五本木クリニック 院長ブログから引用
イオンの接客時マスク着用禁止に対する、「従業員の健康を守る姿勢が無いのか!」とのお客さん側からの意見は医学的には正しくありません。そもそもマスクを着用することによって、インフルエンザに感染することを防ぐことができることを明確にした医学論文は、少なくとも私は目にしたことがありません。
記事ではイオンのマスク着用禁止について医学的な見地で庇っています。
この方の主張の根拠となる医学論文もあって、風邪の流行期にマスクをつけたグループとつけていないグループに分かれて、77日間風邪症状の発症リスクを調べたもので、そのリスクの差はなかったと。
つまり予防効果はありませんでした。
ただこれに関しては医療従事者を対象にしたものだったので、それとは別に、家庭内でのマスク着用による、インフエンザ流行時の感染拡大予防効果はなかったことをフランスの医学論文が発表していて、そちらも参照されておりました。
つまり医学論文からは、マスクは風邪やインフルエンザなどの予防効果も、ついでに感染拡大予防の効果もなかったということになります。
マスクについては合わせてこちらも読んでおくべきです。
五本木クリニックの院長ブログはすごく参考になるのでおすすめです。
クレベリンについても突っ込んだ記事を書いているので、読んだほうがいいとおもいます。
④新型コロナウィルスの脅威
2020年2月3日の情報と、それまでの情報を見る限りでは、僕個人はそこまでではないのか?とも思っています。
むしろ新型コロナウィルスではないかと、病院受診されるほうが感染拡大に寄与する可能性もあります。
そもそも感染していたとして、治療法がどういったものか知っていますか?
下記は厚生労働省のHPより 2020年2月3日時点
- 医療機関・検査機関の方向け
問12 どのような治療方法がありますか?
有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はなく、対症療法を行います。
詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
問13 疑い患者を取り扱う上での注意点はありますか?
手洗いなど一般的な衛生対策を心がけてください。手など皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(70%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が有効であることが分かっています。
詳しくは国立感染症研究所のHP「新型コロナウイルス(2019-nCoV)」に掲載の関連するガイダンスをご参照ください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
明確な治療法はなく、対症療法です。
結局のところインフルエンザや風邪の予防と同じで、手洗い、うがい、アルコール消毒ですね。
消毒に関しては、70%以上の濃度のアルコールで15秒以上の消毒が効果的なようなので、15秒程度乾かない程度につけておけばいいみたいです。
通販サイトだと在庫切れが多かったので、近くのドラッグストアとかで買ったほうが早いかも。
アルコール70%以上あればOKだと覚えておけば、選びやすいかもしれません。
ただ濃度で書いてない場合もあり、不安になるかもしれません。
この点はもう少し調べてみます。
※2/4追記 消毒用となっていれば大丈夫かも。
物の表面の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムが有効とのこと。
マスクの商品検索しているときに見つけたんですが、エースインターナショナル・ジャパン。
ここまでマスク批判しておいてアレなんですけど。
ここのモースマスクとその上位商品については、北里大学病院で実際にインフルエンザウィルスを使用した実験で防ぐことができたということで。
インフルエンザウィルスの大きさとコロナウィルスの大きさが、0.1㎛みたいなので、もしかしたら効果あるかも?
まあ結局着用時にどこまで防御出来るのかはわかりませんし、「新型コロナウイルスで「やってはいけない」5つのNG行動 「N95マスク」を買ってはいけない | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」の記事通り、やっぱり意味がないかもしれません。
僕はマスクは安物で十分かなと思います。
で。
このエースインターナショナル・ジャパンから出ているジャームブロックゼロという噴霧器とジャームブロックという次亜塩素酸ナトリウムを使用した商品が出ていて、結構よさそうなんだけど完全に業務用なんですよね。
希釈して使えるのに10リットルからしか買えない。
こっちは5000~6000円くらいみたいなので、ランニングコストは低そうですが、噴霧器が28000円とか。
結構する。
※2/4追記 東京都感染症情報センター » 新型コロナウイルス感染症に関する情報において、「噴霧は、不完全な消毒やウイルスの舞い上がりの可能性があるため、避けましょう。」という記述がありましたので、噴霧器は現状ではおすすめしません。
ちなみにボトルタイプもあるんですが次亜塩素酸ナトリウムを使用していない、別物なので、今回の騒動に使う分には不安が残るという感じです。
次亜塩素酸ナトリウムを使った商品に関してはまた調べておこうかなという感じです。
一応楽天のランキングでは、
効果がありそうでもっと安いものがあれば、また紹介できれば思います。
⑤最後に
予防法、感染拡大防止策として個人的な意見としては、まとめると
・マスクはいらないと思ってるけど、僕が脳腫瘍やってて、風邪とかインフルエンザとかで脳炎になったらと身内が心配するので使用する。
・結局有効な予防法は、手洗いうがい。
・しっかり水分を拭き取って、こまめに手指のアルコール消毒
濡れた手でアルコール消毒は意味ないらしいです。
そんな感じで今回はこれで以上です。
お疲れさまでした!